スリランカには多くの象が生息していますが、親とはぐれた小象を飼育する象の孤児院がビンナワラにあります。午前中、小象にミルクや果物を与えたり、川へ移動して水浴びをする象たちを見学することにします。
(注)2019年3月時点で、ミルクやりは行われていませんでした。
今日はシギリヤを出てから、ダンブッラ近郊のヘリタンスカンダラマ、キャンディ近くのマータレ、そしてクルネガラを経由してビンナワラにやって来ました。。移動だけで5時間半、さすがに疲れますね。
ビンナワラのゲストハウス(G.H.)に着きました。
蚊帳がありますが、使うことはありませんでした。
コンセント。2種類ありますが、どちらも日本のプラグは使えません。参考までにスリランカ滞在中、日本のプラグが使えなかったホテルやゲストハウスは8ヵ所中ここだけです。
日本から持ってきた接続用プラグです。左がBFタイプ、右がB3タイプです。
右上の白いケースが携帯用バッテリーです。携帯で写真を撮りまくりますので、電池が1日持ちません。このバッテリが旅行中大活躍。満充電しておけば携帯3台分の充電が可能です。
遅くなりましたが近くの高級ホテルでドライバーのランカさんと一緒に夕食です。ランカさんがハネムーンに使ったホテルだそうです。このホテルは川沿いにあり、昼間はこのレストランから象の水浴びを見学することが出来ます。
ところでまさかのビールがありません。アルコールフリーのジンジャービールで我慢するしかなさそうです。
中華系レストランのためかカレーがなかったので、焼き飯と焼きそばを注文しました。
朝です。
鉢の中にメダカのような魚が泳いでいました。
キングココナッツ
見なれない果物です。袋を被せています。写真を撮っているとマダムが実を取ってくれました。
赤い実です。味は? 水気のないパサついた味で、日本人好みではないと思います。すみません。
朝食
ミルキーライスです。ランカさんが特別メニューとして頼んでくれました。やさしい味です。チカちゃんはスリランカへ来てから食べ過ぎで胃が疲れ気味。すっかり気に入ったようです。
赤いスパイスのようなもので辛さや味を調整します。
お別れです。このG.H.を選んだ理由はスタッフに対する口コミ評価の高さです。評価通りマダムの気遣いが伝わって来ました。
象の孤児院前の土産物店
木彫りの象や家具を売っています。
土産物屋さんでチカちゃんがズボンを購入。旅行中に履くためですが、日本の蒸し暑い夏にも合いそうです。
イケメンの店員さんと
外国人用のチケット売り場。1人3000Rs(2000円)
売り場に変なものを見つけました。
園内のスケジュール表ですが、09:15amからの小象へのミルクやりが消されています。なんで? ランカさんによると、小象がいないらしいのです。孤児院なのに? 近年、ジャングルで親とはぐれた小象は別の施設へ引き取られるようになったそうです。また、最近、この施設で産まれた小象も産まれる予定の小象もいないとのこと。ということでミルクやりが行えなくなってしまいました。せっかく来たのに残念ですが、仕方ありません。ただ、果物やりは予定通りやっています。
8時30分にオープンすると間もなく、サイレンがなって、象さん達がこちらにやって来ました。
病気の象が、一足先に川へ水浴びに行くようです。
象が去った後、園内に向かって行きます。
象の餌である葉っぱを運んでいます。
象がいました。目の前にいます。
人が集まって来ました。
子供達も来ています。野外研修のようです。
砂浴びをしている象もいます。
ぞくぞくと子供たちがやって来ます。我々観光客に気恥ずかしそうに手を振っています。
こちらも手を振ると、大きく降り返してくれます。そこで一緒にパチリ。
象への果物やりが始まりました。
小さな子供もあげています。危なくないのでしょうか。
象使いの道具です。長い棒の先が尖がっていて、いうことをきかない時には、これで象の耳の柔らかいところをチクチクやるそうです。
チカちゃんの番です。値段は果物1かごで500Rs(350円)。
スイカをあげています。
象に押され気味
象の舌はとてつもなく大きくてベチョベチョです。2人で1かご500Rs、良い体験でした。
象が川へ水浴びに行く時間です。我々は一足先に行って象を待ちます。
チケットのチェック。入園時と同じものです。
土産物店が並んでいます。
象がウンチをしています! 作り物です。
象のウンチで作ったものを売る土産物屋さんがありました。究極のエコですね。
象のウンチで作ったカレンダー。買っちゃいました。
椰子やバナナなど、象のえさとなる葉っぱが並んでいます。
象のウンチ、カラカラに乾燥しています。匂いもありません。
このウンチを使って紙を作ります。折角ですから、紙を作る工程を見学させて頂きました。先ずはウンチの塊ををほぐします。
この色はウンチの色ではありません。黄色の色付けがしてあります。
紙をすいています。和紙を作る時と同じ要領だと思います。和紙を作るところを見たことはありませんが。
布を掛けています。
押して、水分を取っているようです。
布を外して、後は自然乾燥させます。
出来上がりのサンプルです。数種類の色がありました。
おばちゃんが何か踏んづけています。
木彫りの象です。踏んでも壊れないというところをアピールしています。
そうこうしているうちに、象がやって来ました。
土産物屋さんの前を通り過ぎます。
象使いのおじさんが槍をもっています。
象の忘れ物です。健康そうです。病気の象のウンチは完全に消化しきれていないので、一目で分かります。
川に入る前にシャワーを浴びています。
寝転んで、体を洗ってもらっています。
大きな象がやって来ました。
重い鎖をかけています。虐待? 半野生で人に危害を加える可能性があるため、重りで象のパワーを抑えているそうです。
レストランからも見学出来ます。
水をかけています。手で洗う代わりでしょうか。
沢山の象さんがいます。
観客もたくさん
白い学生服の子供達も安全な場所から見ています。
カメラに気を取られて、近づき過ぎないようにしましょう。
子供達であふれています。やはり象は人気ですね。
象の水浴びは迫力満点!
なごりおしいですが、お別れです。
次の目的地キャンディに向かいます。