スリランカ23. スリランカ最大の都市コロンボ
植民地時代の香りを強く残すコロニアルな街並み。町の中心におかれた時計塔や、当時の伝統を守り続けるホテル。コロンボを代表する、これらの無国籍的な風景は、この町の歴史そのものでもある。まだ世界が広い海を知らなった時代、コロンボは小さな漁村に過ぎなかった。やがて、ここへアラブ商人たちがやってきて、西の地の富と引き換えに、この島の香料や宝石を手に入れる交易場として使うようになる。コロンボは外へと開かれた港となり、以降のポルトガル、オランダ、イギリスと続く植民地支配の中では、本格的な港湾都市として発展してきた。スリランカにありながら、外国人によってつくられた町。それがコロンボなのだ。
ウナワトゥナからタクシーでスリランカ最大の都市コロンボへと移動します。今回の旅の最後の訪問地で、1泊します。なお、現在のスリランカの首都はコロンボから10kmほど東にあるスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテという小さな町です。1984年にコロンボから移されました。
ウナワトゥナからタクシーで高速道路を使ってコロンボのホテルへ向かいます。距離は約120km、2時間余りです。タクシー代金は8500Rs(6000円)で、ウナワトゥナにある旅行会社数社の中で最安値でした。
海沿いにあるマリノビーチコロンボホテルに到着。
ポーターのイシャーラ君です。名札がISIHARAと読めたのでイシハラ君と呼ぶことにしましたが、実際には途中のIHがありませんでした。でも、彼は日本語が上手です。そのはずで、イシハラ君は日本語を学ぶため2年間日本の学校に通っていました。滞在の延長申請をしたそうですが、残念ながら認められなかったとのことです。話していると、まじめでやさしい青年であることが伝わって来ます。何故このような素晴らしい青年を日本に取り込まなかったのでしょう? なんて思ってしまいます。
ベッドルーム。広々としています。
ベッドルーム越しにバスルームが丸見え。でも、自動カーテンがありました。
バスタブ。別にシャワールームもあります。
自動ウォッシュレットではありませんが、マニュアルのウォッシュレット(左のホース付きシャワー)が付いています。なかなか便利です。暖かい国ではこれで充分ですね。
ヌワラエリアで工場見学したラボケリーの紅茶セットが置いてありました。
屋上のプール
市内見学に出かけます。トゥクトゥクのおにいちゃんが「通り道に宝石店があるので、買わなくてもいいから入ってくれ」と懇願して来ました。お客を連れて行くと2ドル分のガソリン券がもらえるそうです。余りにもおねだりされるので、「ま、いいか」ということになりました。入口からは見分けがつきませんが、中にはガードマンがいて、大きな店です。
いろいろと見せてもらって帰ろうとすると、「ブルーサファイア、150ドル」という声に、思わず振り向いてしまいました。「半額なら」と言うと、「お話にならない」というしぐさです。そして「いくらなら買う」と何度も繰り返して来ます。偽物とも思えないし、台座やチェーンも付いています。スリランカの思い出として、100ドルくらいなら買っても損はないだろうと考え、「1万円」と言ってみました。すると、スタッフ4人が計算機をたたき出しました。暫らくしてもまだたたいています。その内、チーフが「ドルでいくらだ」と聞いてくるではありませんか。計算出来ないのかな! そこで「約90ドル」というと、また暫くたたいていましたが、交渉成立です。
チカちゃんも、宝石の島へ来て手ぶらで帰るわけにもいきませんよね。記念! 記念!
おまけをおねだりすると、ムーンストーンをくれました。光に反射して輝いています。
トゥクトゥクのお兄ちゃんも2ドル分のガソリン券をもらってご満悦です。運賃を100Rsまけろと言ってみたのですが、軽くあしらわれました。
ところで最近、ニューヨークでお店へ行くだけで買物をしなくてもお小遣い(ポイント)がもらえるショップキックというアプリが注目されているそうです。まるでトゥクトゥクのお兄ちゃんと宝石店の関係みたいです。貧しい国の人達がやっていることが、ITを使った最先端のビジネスになるとは、びっくりポン!
昼食のため、天才建築家バワが設計した The Gallery Cafe というレストランにやって来ました。元々は事務所だったものです。
コロンボの喧騒がうそのようです。
ピンク色の花が咲いています。
入口にはだれもいません。中へ入って行きます。
さらに奥へ。
池に蓮が浮かび魚が泳いでいました。
鯉のような、ナマズのような変わった魚です。
バワの特徴の一つであるツタが垂れ下がっています。
一番奥がレストランになっていました。
こじゃれたデザインのペットボトル
先ずはビール
バワの世界を、雰囲気を楽しみます。
ステーキもありますが、昼食なのでスパゲッティにしました。
お皿にも店名が書かれています。
食後は再びスリランカの世界に戻ります。
これからキャラニヤにあるラジャ・マハー・ヴィハーラ寺院に向かいます。その地名からキャラニヤ寺院としても親しまれています。バワのレストランから北東へ10km余り。トゥクトゥクを探していると、たまたまトゥクトゥクタクシーがつかまりました。写真右下に携帯がありますが、これがメーターとして使われています。配車サービスのウーバーかと思いましたが、”PickMe”だそうです。初めての経験です。便利になったものですね。
50分程でキャラニヤに着きました。料金は570Rs(400円)、600Rs渡しておつりはチップです。なんと太っ腹!
ところで、この料金で計算すると1km当たり50Rs(35円)となります。これが本来のトゥクトゥクの相場ですね。(事前に調べておいた値段とも合致します。参考までに、待ってもらう場合は1時間100Rsが相場のようです) ところが、外国人が普通のトゥクトゥクを使うと、距離にもよりますが、この倍くらいはふっかけられます。これが外国人にとっての相場なのでしょう! トゥクトゥクが高いのか安いのかは分かりませんが、地下鉄やトラム代わりだと思えばとっても便利ですね。
寺院の前にはキャラニヤ河があります。参拝前にこの河で沐浴をするのが習わしのようです。
その河で沐浴をしている人がいました。これから参拝するのでしょうか、それとも体を洗っているだけでしょうか。
キャラニヤ寺院の入口です。仏陀はスリランカに3度訪れていますが、3度目の紀元前520年にキャラニヤを訪れた際、キャラニヤ河で沐浴をして説法を説いたそうです。その聖地としてキャラニヤに寺院が建てられました。その後の内戦で破壊・修復が繰り返され、20世紀初めに現在の姿になっています。
ローソク立て。日が暮れてから多くの信者がやって来るのでしょうね。
白いダーガバ(パゴダとかストゥーパとも称される仏塔)もあります。
お祈りを捧げている人がいます。
キャラニヤ寺院(正式にはラジャ・マハー・ヴィハーラ寺院)
本堂周囲のレリーフ
美女のレリーフ。なんともなまめかしいですね。
インドの神様ガネーシャ?
入口のガードストーン
後ろを向いた象、階段の手すりになっています。
本堂への入口
入口の天井に八芒星が描かれ、その周りを天女が踊っています。
中に入ると壁一面に色彩豊かな仏教に関するフレスコ画が描かれています。残念ながら、内部は撮影禁止。そこで”nobuさん””のプログより写真をお借りしました。
nobuさんのプログより
nobuさんのプログより
nobuさんのプログより
コロンボから少し離れているせいか、観光客もあまりいません。しかし、内部に一歩足を踏み入れると、信者の方々が真剣にお祈りを捧げています。祈りの対象であるキャラニヤ寺院、スリランカ第9番目の世界遺産になる日が近いのではないか、そんな気がしました。
キャラニヤからコロンボ市内に行こうとしましたが、トゥクトゥクがつかまりません。何度も乗車拒否をされてしまいます。コロンボの渋滞が激しいからでしょうか。やっと乗せてくれたのがトゥクトゥクタクシーでした。今度は普通のタクシーで、左上にメーターが付いています。
途中、ペター市場を通り過ぎます。
市場といっても、町全体が市場になっているようです。
ダッチホスピタルに到着。後ろのツインタワーはワールドシティセンターです。トゥクトゥク料金は11kmで600Rs(400円)でした。メーター通りで安いですね。
でも、普通のトゥクトゥクのおっちゃんとの価格交渉も、旅の風情があって結構楽しいものです。交渉が決まればそれ以上請求されることはありませんし、なによりもおっちゃん達は陽気な人ばかりです。(とはいえ、女性だけで夜間の利用は禁物です)
ダッチホスピタル内に蟹専門店のMinistry of Crabがあります。今夜はここで食事をします。(ちなみに予約方法はメールでのやり取りです)
5時前ですが、閑散としています。想像していたような活気がありません。夕方前で締まっている店が多いためでしょうか。
夕食の予約は6時から。それまで1時間程ありますので、トゥクトゥクでゴール・フェイス・グリーンにやって来ました。海辺で庶民の憩いの場となっています。
土産物屋さんも出ています。
コロンボの港が見えます。スリランカの港湾施設が支援名目でどこかの国に乗っ取られたと話題になっていますが、特に南部の港がその影響が大きいようです。このコロンボ港は大丈夫でしょうか。
多くの市民が夕涼みにやって来ています。向こうに突堤が見えます。
突堤にいると風が気持ちよく感じられます。
打ち返す波で足を洗われています。
子供達も波遊びでビショビショになっていました。
ダッチホスピタルに帰ってきました。
蓮の花の形をしたきれいなタワーが見えます。
レストランMinistry of Crab、スリランカで一番?有名な店です。ところで蟹といえばシンガポールのチリクラブが有名ですが、その蟹の大半はスリランカから輸入されているそうです。
冷房の効いた室内の席もありますが、暑くても外の席の方が人気があります。先ほど来た時に席を予約しておきました。
エプロンも用意されています。
蟹の殻入れ
蟹の価格表。キロ(1kg)を注文、14600Rs(1万円)です。2人では少し物足りませんが、私は甲殻類アレルギーがありますので、少しだけにしておきます。
この店では500g以下の小さな蟹や傷ついた蟹は出さない、また、その日獲れた新鮮な蟹しか提供しないそうです。
先ずはビールで乾杯!
私のメインはチキンカレー。
チカちゃんも黙々と平らげました。大満足のご様子です。
デザート
お会計
ホテルに帰って来ました。
早速屋上プールへ。ライトアップされていて水が青く澄みきって見えます。
左が屋上ガーデン、右に海やコロンボの街並みが見えます。
プール上がりに屋上ガーデンのバーでワインを! 南国とはいえ、肌寒いくらいです。
朝の屋上ガーデン
ホテルのホームページより
朝早くから泳いでいる人がいます。
目の前には海やビルが見えます。
少しカメラアングルを変えると、プールと海が一体になっているような感じです。どこかで見たような気がします。
プールと海を一体化させたインフィニティプールとしてシンガポールのマリーナベイ・サンズの屋上プールが有名ですが、このマリノビーチコロンボホテルの屋上プールも同じようにインフィニティプールになっています。名前も何となく似ています。ひょっとしてパクリ?
しかし、既に紹介したように、インフィニティプールの本家本元はスリランカの天才建築家バワが設計したヘリタンスカンダラマホテルのプールです。それが今、世界中に広がっています。私達がシンガポールを訪れた際マリーナベイ・サンズのプールで泳ぐことは叶いませんでしたが、このスリランカでバワの魅力を満喫することが出来ました。
テラス席でビュッフェスタイルの朝食です。
海を眺めながらの朝食は爽快!
ビュッフェの種類も豊富です。チカちゃんは洋食。
私はカレー。
アーッパもあります。
デザートはフレッシュフルーツ。
最後はセイロンコーヒーとセイロンティ
海岸線沿いをディーゼル列車が走っています。ゴール行きでしょうか。
乗降口に人が。ドアもありません。
乗降口に人が溢れています。歩く方が楽チン、そんな感じです。
レストラン出口で紅茶のデモンストレーションをしていました。
ヌワラエリアで見たラボケリーの紅茶です。このホテルのご用達でもあります。
スリランカ最終日。この日はガンガラーマ寺院とバワ設計のシーママラカヤ寺院を訪れます。
ガンガラーマ寺院入口
入口にも色々なオブジェがあります。
靴を預けます。といっても、カゴに入れておくだけです。
さりげなく仏像が置かれていますが、後ろの彫刻といい見事です。
光っている所に触れればご利益がありそうです。それよりも仏像に背をむけて写真を撮ることはご法度のはずですが。ましてや触るなんて!
象の頭をした像です。インドの神様ガネーシャでしょうか?
ここでも観光客が仏像に背を向けて写真撮影しています。この寺院は欧米からの観光客が多いためでしょうか、皆さん気にしないで仏像と一緒に記念撮影をしていました。私達もついつい、ごめんなさい!
天井も見事です。
とにかく、あっちもこっちも仏像だらけです。そのはずで、仏像をはじめ絵画や骨董品が世界中から寄進されているそうです。
見事なものばかりですが、余りにも多くて消化しきれないのが実情です。
まるで象牙で出来ているような白亜の座像です。
中庭にある大きな菩提樹。
菩提樹の下の仏像。瞑想しているのでしょうか。
菩提樹から根や幹が四方に伸びています。
ダーガバ(パゴダとかストゥーパとも称される仏塔)もあります。
インドネシアのジョグジャカルタ近郊のボロブドゥール遺跡にあるストゥーパや仏像をイメージして作られているような感じを受けます。定かではありませんが、インドネシアからの寄贈かもしれませんね。
地球の歩き方にも、この場所の写真を掲載し”小さな寺院だが見どころが多いガンガラーマ寺院”と紹介されています。とにかく、このガンガラーマ寺院にはインスタ映えのするオブジェがてんこ盛りです。
通り過ぎようとしましたが、ケースに入っているものがあったので立ち止まりました。
仏陀の髪の毛と書かれています。こんな手の届くような所に本物を置いている筈がありません。本物はどこかに保管し、レプリカではないかと疑ってしまいます。
キャンディの仏歯寺では仏陀の歯が厳重に保管されていましたが、ここでは髪の毛がぽつんと置かれているだけです。
確かに髪の毛があります。警備員がいたので本物かどうか聞いてみると、本物とのことでした。
ケースの中にお金が入っています。寄進用の穴がありましたので、チカちゃんも!
エメラルド仏。といえばタイのエメラルド寺院(ワット・プラケオ)が有名ですが、そのタイから寄贈されたもののようです。
タイでは本物のエメラルド仏を見ることは叶いませんでしたので、その分身を拝めて幸運でした。
象牙で出来たオブジェ。
ガンガラーマ寺院の近くに、ベイラ湖に浮かぶように建てられたシーマ・マラカヤ寺院があります。スリランカの生んだ天才建築家ジェフリー・バワの設計によるものです。
靴を預けて寺院に入って行きます。
ムーンストーンで身を清めます。
本堂は黄金の仏像で囲まれています。
本堂内は大きな広間になっています。
カンボジアからの寄贈品です。
日本から寄贈された仏像もあるということですが、見つけられませんでした。
本堂の北側に僧侶になるための儀式を行う御堂があります。
南側には菩提樹があり、その下に仏陀の座像や涅槃像があります。涅槃像は両足の指が揃っていますので、眠っているところです。菩提樹の日陰で湖の涼しい風を受けながらの居眠りは悟りも忘れさぞかし気持ちいいでしょうね。
再び御堂の中へ。本堂は湖面で冷やされた空気を取り入れるために四方を透かし格子で囲んでおり、まったりしたくなる雰囲気に満たされています。
活気あふれる町コロンボにあって、心穏やかになれる場所、それが湖上に浮かぶシーマ・マラカヤ寺院です。
チカちゃんもしばし休憩。
私も、こころが平成になりました。
これからホテルへ帰ります。
ホテルの近くにナンバー11というジェフリーバワが暮らしていた家があります。中に入るには予約が必要ですが、予約していませんので、ちょっと立ち寄るだけです。
ドアが閉まっています。
見学時間は10時、2時、3時半の3回、日曜は10時のみとなっています。
ドアの前で記念撮影だけしてホテルへ歩いて帰ります。
すれちがった高校生と記念撮影。
高級陶磁器ノリタケのショップ。工場もキャンディの近くにあり、スリランカでノリタケの全製品の90%を作っているそうです。
食器では重くて日本へ持って帰るのが大変ですね。
ファーストフード店があったので、遅めの昼食。
値段はロール状( chi.chi.roll)のものが70Rs(50円)、他は飲み物も含め1品50Rs(35円)でした。味は想像していた以上に美味しくて、日本人好みだと思います。スリランカの料理は庶民に近いほどより美味しい、そんな感じがします。
スリランカでのシメは、路上で売っていたココナッツジュース。
ホテルのおねえさんとツーショット後、着替えて帰国の途に着きます。飛行場まではホテルで事前に予約しておいたタクシーで行きます。料金は4550Rs(3100円)で、ベンツでお迎えに来てくれました。15時にホテルを出て1時間で空港着。成田行きのフライトは17時50分発ですから、4時間前に着いたので余裕しゃくしゃくです。この時は!
空港に着くと、先ず飛行機に預ける荷物のセキュリティチェックがあります。その後、ショップが並んでいる所を通り過ぎるとチェックインカウンターに突き当たります。そこに電光掲示板がありましたが、成田行きのカウンター番号はまだ表示されていませんでした。チェックインは3時間前からで、時間があったので、先ほどのショップで買い物や余ったお金の両替を行い、再び掲示板とにらめっこ。ところが3時間前を過ぎても電光掲示板にチェックインの表示が出ません。不思議に思い係員に尋ねると、成田行きは1~15番カウンターで既にやっているとのこと。あわててそちらへ行くと大行列が出来ていました。結局チェックインに1時間半もかかり、出発時刻まで残り1時間半、ということは搭乗時刻まで1時間程しかありません。次は出国手続き。混雑はしていましたが15分程で通過。最後は手荷物の検査です。こちらも長い列が出来ています。やっと検査の番が来たので係官に搭乗券を見せると「成田行きはまだ搭乗時刻になっていないので2階で待つように」とのことです。訳が分かりません。白人女性も係官にかみついていましたが、Your fault(あなたのせい)でお終いです。ここで20分以上ロスしてしまいました。2階へ行くと免税店がありましたが、ほどなく電光掲示板に成田行きの搭乗の表示が出ました。再び手荷物検査の長い列に並び、検査を終えて搭乗ゲートに着くと、やがて搭乗開始です。4時間前に空港に着いたにもかかわらず、事情が分からないため、あたふたしまくりでした。団体の方は問題ないでしょうが、個人でスリランカへ旅行する場合、要注意ですね。
機内へ搭乗
成田に無事到着
以上、14日間のスリランカの旅でした。
参考までに、外務省の海外安全ホームページによると、スリランカの危険レベルは2019年6月時点で″レベル1”(十分注意してください)です。これは私達がスリランカ同時多発テロ直前の3月に旅した時と同じレベルです。