lannlannmc’s blog

光り輝く島

パリ <オランジェリーに心惹かれて>

ベルギーの首都ブリュッセルと水の都ブルージュを観光した後、フランスのパリを訪れます。 (2013年8月)

 

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ブリュッセルからは300km程で、高速鉄道TGVを使えばパリの北駅まで1時間30分程です。

 

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パリの世界遺産は、セーヌ川のシュリー橋からイエナ橋にかけての両岸一帯が「パリのセーヌ河岸」として登録されています。つまりノートルダム寺院からエッフェル塔周辺の建造物や公園など、そのほどんどが世界遺産ですね。  

私達のホテルはエッフェル塔の近くで、2泊3日の日程です。

 

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 TGVでパリの北駅に到着

 

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 北駅からメトロでホテルに移動します。

 

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 ホテルにチェックイン後、再びメトロでコンコルド広場にやって来ました。

 

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 コンコルド広場のシンボルであるオベリスク。19世紀にエジプトのルクソール神殿から運ばれて来ました。

 

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オランジェリー美術館(写真はorangerie museum 画像検索結果より)   

コンコルド広場をチュイルリー庭園沿いにセーヌ川に向かって歩くと左手にあります。印象派の巨匠クロード・モネの大作「睡蓮」が展示されています。

45年前には観光客もまばらで、パリの街を歩き疲れた私は一人長椅子に横たわって巨大な絵を眺めていました。その美術館は2000年から6年間に渡って改装が行われましたが、新しくなってからは初めて。パリへ行こうと決めた時、最初に思い浮かべたのはこのオランジェリー美術館でした。

 

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残念ながら、私達が訪れた時には「睡蓮」の間は写真撮影禁止になっていました。そこで ”orangerie museum 画像検索結果” に掲載されている写真をお借りしました。

その後、撮影可になったようです。

 

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(orangerie museum 画像検索結果より) 

「睡蓮」は8点あり、楕円形のホール2部屋に展示されています。大きさは縦2m、横幅は6mのものから17mのものまであります。

 

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(orangerie museum 画像検索結果より)  

「2本の柳」が最も大きくて幅17mです。

 

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(orangerie museum 画像検索結果より) 

 

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(orangerie museum 画像検索結果より)

 

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(orangerie museum 画像検索結果より)

 

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(orangerie museum 画像検索結果より)

 

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(orangerie museum 画像検索結果より)

 

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 東京の国立西洋美術館所蔵のモネの「睡蓮」です。本物は写真撮影禁止のため、これは土産用に販売されているものです。実際の大きさは2メートル四方もあり見応え十分!

 

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オランジェリー美術館には、モネの「睡蓮」以外にも、ルノワールセザンヌピカソといった巨匠たちの名画が数多く展示されています。こちらは撮影可でした。

 

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セーヌ川の対岸にオルセー美術館があります。オランジェリー美術館から橋を渡って行きます。

 

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サンゴール橋。無数の鍵が掛かっています。愛の南京錠です。恋人たちが互いの名前を書いて橋の欄干に取り付け、鍵をセーヌ川に投げ入れると二人の愛は永遠になるそうです。元祖はルーブル美術館近くのポンテザール橋でしたが、余りにも多くなり過ぎたため禁止されたそうです。

 

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私達も? と思いましたが、還暦を過ぎての鍵は天国へ誘うものかもしれません。川に捨てるなどもってのほかですね。

 

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橋を渡って川辺に下りてみました。

 

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結構大きな広場になっています。

 

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広場にはゲームのようなものがいくつも書かれていました。

 

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子供達もゲームに興じています。

 

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オルセー美術館にやって来ました。

 

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動物のオブジェ

 

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オルセー美術館に入った所です。館内は撮影禁止になっていましたので、以前に撮った写真をご紹介します。

 

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何故かこの絵(ルノアール)が好きです。

 

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ホテルまで帰って一休みした後、近くのレストランで軽めの夕食です。夜の8時30分ですが、この明るさ。

 

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9時30分、やっと暗くなりました。エッフェル塔がライトアップされています。

  

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今日は朝一でエッフェル塔に登ります。

 

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9時に到着。すでに列が出来ていました。でも、それほど長くはありません。

 

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チケット売り場、9時30分オープンです。

 

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エレベータのチケットをゲット。

 

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早く来たおかげで30分弱で登ることが出来ました。

 

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眼下にセーヌ川が流れています。

 

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目の前にシャイヨー宮があります。エッフェル塔が最も美しく見えることでエッフェル塔の撮影ポイントになっています。

 

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エッフェル塔の設計者エッフェル氏。蝋人形です。最上階の小部屋にあります。

 

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エッフェルと会談するエジソン

 

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エッフェルの部屋に何故か日本語の賞状がありました。

 

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大正天皇からエッフェル氏に勲章を授与したものです。神武天皇即位の年を紀元として2577年が大正6年(1917年)となっています。神武天皇即位は西暦で紀元前660年とされていますので、辻褄は合っています。とすれば令和元年は神武紀元2679年となりますね。

 

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シャンドマルス公園

 

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公園の向こうにモンパルナス・タワーが見えます。高さ210mで、完成後パリの景観を損ねるとして不評をかいました。その後、パリ中心部では建物の高さは31m以下に定められました。おかげエッフェル塔から美しいパリの街並みが今もって一望出来るわけです。ところでパリが一番美しく見えるのはモンパルナス・タワーからだそうです。なぜならモンパルナス・タワーが見えないから。辛めのジョークですね。

 

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エッフェル塔の最上階にあるシャンパンバー。オープンは12時から、残念ながら午前中のため閉まっていました。

 

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エッフェル塔最上階で高さ280m地点です。

 

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日本の方角。東京タワー333m、エッフェル塔は324mです。

 

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エッフェル塔パリ万国博覧会の目玉として1889年に完成。東京タワーは1958年に完成。

 

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エレベータの仕組みが書かれているようです。

 

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これから下りて行きます。

 

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エッフェル塔の鉄塔は錬鉄で出来ています。60年後に出来た東京タワーは鋼鉄です。錬鉄は鋼鉄に比べて柔らかいため、強度を確保するためにこのような複雑な構造にせざるを得なかったのでしょうね。

 

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その複雑さが何とも言えぬ味わいとなり、いつまで経っても世界中の人々を惹き付けてやみません。

 

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シャイヨー宮が近くなって来ました。

 

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エレベータの駆動輪、古っ! 130年前、明治時代のものです。もちろん今も現役。

 

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一番下の第1展望台。エッフェル塔には展望台が3ヵ所あります。第1展望台の高さは58m、第2は116m、第3は276mとなっています。参考までに東京タワーはメインデッキが150m、トップデッキが250mです。

 

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むこうにモンマルトルの丘(標高130m)が見渡せます。

 

 

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第1展望台から歩いて下ります。

 

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鉄塔の味わい深さが伝わって来ます。

 

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11時頃です。既に長い行列が出来ていました。

 

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エッフェル塔からメトロで凱旋門へ向かいます。参考までにメトロにはカルネという10枚綴りの切符があります。2人で行動する場合や数日滞在する場合には便利ですのでお勧めです。駅の窓口でカルネと言えば簡単に購入出来ます。値段は14.9€、1枚だけだと1.9€なので、効率よく使えばお得感もあります。

 

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メトロを出た所で、チカちゃんが写真を撮っています。

 

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凱旋門

 

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壁に施された彫刻が見事です。

 

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女性の足元に「第一次世界大戦休戦記念日」のプレートがあります。

 

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凱旋門真下の「無名戦士の墓」。第一次世界大戦で戦死した150万人以上の兵士を代表して1人の無名の戦士が埋葬されています。この火が途絶えることはありません。

 

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凱旋門からシャンゼリゼ通りへと続きます。その先には、コンコルド広場、チュイルリー庭園、そしてルーブル美術館があり、一直線に配置されています。

 

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シャンゼリゼを散歩しながらノートルダム寺院へ向かいます。参考までにシャンゼリゼ通りはわずかに傾斜していますので、凱旋門からコンコルド広場に向かって歩くと少しは楽です。

カフェオレで小休止もいいですね。

  

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シャンゼリゼ通りからそれて、高級ブランドショップが並ぶサントノーレ通りに出ます。

 

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日本大使公邸

 

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エリゼ宮殿、フランスの大統領官邸になっています。

 

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ヴァンドーム広場が見えます。ここからは見えませんが、その左手にホテル・リッツ・パリがあります。ダイアナ妃が事故で無くなる前に泊まった最後のホテルです。

 

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ヴァンドーム広場を背にして歩くと、ほどなくチュイルリー庭園に出ます。

 

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この通りには土産物屋さんが並んでいます。

 

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歩き疲れましたので、チュイルリー庭園前からメトロでノートルダム大聖堂へ行きます。

 

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ノートルダム大聖堂

 

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上空からの写真(google map ) 屋根は十字架の形になっています。この屋根が2019年4月15日に火災で崩落してしまいました。

 

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大聖堂の正面に観覧席がありました。以前にはなかったのですが、大聖堂の850周年を記念して最近設置されたようです。

 

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中に入ります。

 

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美しいバラ窓のステンドグラス、火災で焼失してしまいました。

 

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大聖堂の入口は西側にありますが、これから東側に回ります。

 

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大聖堂の壁には怪物の形をした彫刻が多数取り付けられています。ガーゴイルです。

 

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ガーゴイルは元々は雨樋の意味で建物を雨水から守るためのものです。このように突き出た格好をしているのは、雨水を壁から遠くへ吐き出すためです。また雨水と一緒に悪霊も吐き出すと考えられており、やがて魔除けとして使われるようになりました。

 

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大聖堂の東側です。教会は基本的に陽の昇る方角に向かって建てられています。西から入り奥に進めば東に祭壇があります。ということは、祭壇近くのステンドグラスは午前中が朝陽を受けてより美しく見えるということになりますね。

 

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西側の喧騒がウソのように、ゆったりとしています。

 

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ノートルダム大聖堂を後にしてホテルへ帰ります。

 

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窓辺にゼラニューム。ヨーロッパではよく見る光景です。ゼラニュームには蚊などの虫よけ効果がありますので一石二鳥ですね。

 

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土産物屋さん、ガーゴイルがあります。

 

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天使の置物も

 

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ポンテザール橋にやって来ました。

 

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寸分の余地もないほど鍵がかかっています。元祖「愛の南京錠」です。

 

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ホテルで一休みした後、レストラン「ポムズ」で夕食。2013年6月にTVの人気番組 ”世界ふしぎ発見”でも紹介されたお店です。店名のポムpommeはリンゴの意味で、名前の通りポムズでは全ての料理にリンゴを使っています。  

ところで、愛媛にポンジュースという有名なオレンジジュースがありますが、このポンはミカンの意味でしょうか? 調べてみると、当時の愛媛県知事だった久松定武氏が日本一のジュースになるようにと日本の本(ポン)から名付けたそうです。ミカンではありませんでした。でも、オランダ語に柑橘類という意味があります。ポン酢がそうですね。江戸時代にオランダから伝わって来たそうです。どうでもいい、ポムとポンでした。

 

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パリ最後の夜に ピノノワールで乾杯!

 

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パリにお別れです。もう来ることはないでしょうね!

 

さて、ベルギーとフランスに続くリタイア後の旅は憧れのハワイです。 

ベルギー王国2.水の都ブルージュ

 ベルギーの首都ブリュッセルから汽車でブルージュを訪れます(2013年8月)

 

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ブルージュブリュッセルから西の方角へ80キロ程の所にあります。特急列車で1時間弱で行けます。日帰りでも十分楽しめますが、折角ですから私達は1泊します。

 

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ブルージュには3つの世界文化遺産があります。1998年に「フランドル地方のベギン会修道院」、1999年に「ベルギーとフランスの鐘楼群」、そして2000年に「ブルージュ歴史地区」として街の中心部が登録されました。運河が張り巡らされた水の都は「北のヴェネツィア」と称され、中世の街並みがそのまま残る景観は「天井のない美術館」とも謳われています。

 

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ブルージュの主な見どころです。マルクト広場の周辺が最も賑わっている所で、その近くのホテルに泊まります。

 

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ブルージュの駅に着きました。ホテルまで1キロ程。歩ける距離ですが、ベルギーは石畳が多く、荷物を引っ張っての移動は大変。タクシーで行きます。

 

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ホテルの前の小さな広場は人で溢れていました。

 

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ホテルに到着。このホテルのレストランで昭和天皇が食事をされたそうです。

 

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ホテル入口のレリーフレリーフには当時の職業が描かれているとのこと。牛の乳を搾っていますので酪農家だったようです。

 

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白い建物が私達のホテル。”運河沿いの可愛らしいホテル”  です。まるで聖子ちゃんの「ブルージュの鐘」の歌詞そのもの。その歌のなかでは ”向こう岸は古い教会ね” ともありますが、私達のホテルの向こう岸にも古い教会(聖血礼拝堂)があります。ということは、ひょっとしたら聖子ちゃんと同じホテル?

 

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部屋の窓からの眺め

 

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運河を巡るボートが見えます。

 

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ホテルの近くのボート乗り場

 

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ブルージュは水路が発達しています。

 

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ホテルから歩いて街の中心マルクト広場に向かいます。

 

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途中にブルグ広場がありました。

 

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広場にある聖血礼拝堂、キリストの聖血が収められています。

 

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りっぱな市庁舎もあります。

   

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ブルグ広場からマルクト広場はすぐそこです。

 

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大道芸人。最近は銅像のようにじっとしているだけの芸人?が多いですね。

 

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マルクト広場にやって来ました。ブルージュの象徴ともいえる鐘楼、世界遺産です。聖子ちゃんの「ブルージュの鐘」のモデルになっています。

 

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鐘楼の前の広場にはブルージュの英雄ヤン・フレーデルとヒーデル・デ・コーニングの銅像があります。

 

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鐘楼の高さは83m、366段の石で出来た螺旋階段で、登ることが出来ます。

 

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階段状になった破風屋根のギルドハウス。建物の下はカフェやレストランになっています。

 

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西フランドル州の豪華な州庁舎

 

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マルクト広場には多くのレストランがあります。ベルギー名物ビールを飲みながら一休みするのもいいですね。

 

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マルクト広場を出て、世界遺産の街並みを散策します。

 

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絵描きさんもいます。

 

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見たような3匹の猿です。

 

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サルヴァトーレ大聖堂(救世主大聖堂)、ブルージュ最古の教会です。

 

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中に入ってみましょう。

 

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大きな広場に出ました。街の西側にあるザントZand公園。公園の下には大駐車場があります。ちなみに車でもブリュッセルから1時間程です。

 

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広場の周辺にはレストランが並んでいます。

 

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公園(駐車場)から街の中心マルクト広場まで通じるブルージュのメインストリートです。

 

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門が開いていたので入ってみると、きれいな中庭がありました。

 

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建物に1713とありますので、300年前の歴史的建造物で世界遺産ですね。

 

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どこを歩いているのか分かりませんが、気ままにブラブラするだけでも楽しい街です。

 

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愛の湖 Minnewater にやって来ました。本来は共有の湖という意味だったそうですが、Minneが誤訳されて愛の湖となったそうです。それはともかく、雰囲気も愛の湖そのもの。

 

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湖の近くに世界遺産のベギン会修道院があります。今回はスルーしましたので、「Andre De Bockさん」の写真をお借りしました。

 

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愛の湖からマルクト広場への帰り道にドゥハルヴマーン醸造所がありました。500年もの歴史をもつ由緒ある醸造所です。レストランも併設されていますので、ビールを飲みながら食事も出来ます。

 

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街のあちこちにカフェレストランがあります。

 

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運河は街を取り囲むように、そして街の中を結ぶように走っています。

 

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ホテルの近くに帰って来ました。

 

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運河クルーズの船乗り場

 

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ホテルの前の小さな広場で夕食。8時半ですが、緯度が高いこともあって、まだ昼間のような明るさです。

 

 

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9時40分、暗くなり始めたので白鳥も寝床へ帰って行きます。

 

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朝です。私達が泊まっている  ”運河沿いの可愛らしいホテル”  の後方に見えているのが市庁舎、その左に聖血礼拝堂があります。

 

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聖子ちゃん、いえ、チカちゃんも起きて来ました。

 

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運河を眺めながらの朝食。爽やかです。

 

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白鳥達が列をなしてやって来ました。

 

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運河の掃除をしているようです。

 

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午前中、街中をブラブラした後、ブリュッセルへ戻ります。ブリュッセルで1泊し、翌朝パリへ向かいます。

  

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夕食は日本レストラン(やぐら)で頂きます。ベルギーは美食の街としても知られていますが、日本食もなかなかのクオリティです。

 

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翌朝、ブリュッセルの南駅からフランスの新幹線TGVでパリに向かいます。駅ではスリや置き引きに要注意。特に旅行者は!

 

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出発まで時間があったので、カフェでモーニングコーヒーを頂くことにしました。「変な人がコーヒーを」と思ったら、馬のオブジェでした。

 

ベルギー王国1.ブリュッセル

光り輝く島スリランカを42年ぶりに訪れ、それを備忘録としてブログに投稿しました。それで終わるつもりでしたが、どうせなら、退職後に旅した国についても掲載することにします。リタイアしてから6年以上経っていますので記憶も曖昧ですが、写真は当時のまま(写りはよくありませんが)、アルバムを整理するつもりで進めてみます。

 

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ベルギーの首都ブリュッセル、それは私が初めて海外の地に降り立った街です。45年前の学生時代に夏休みを利用して23日間の欧州ツアーに参加した時のことです。

成田を飛び立った直後、我々を乗せた飛行機は油圧系のトラブルで成田に引き返しました。そのため予定が変更になり、ブリュッセルに1泊して最初の目的地であるロンドンに向かうことになったのです。夜の9時を過ぎているというのにバスの窓から見えるブリュッセルの街は明るく、彫刻された石造りの建物が続く美しい街並みに見とれながらも強いカルチャーショックに見舞われていたことがまるで昨日のようです。 

飛行機のトラブルはやんちゃな神様のいたずらだと思っていたのですが、やがてこのブリュッセルが私にとって第2の故郷ともいえるようになるのですから人生とは不思議なものです。

リタイア後、最初に旅する国、それはもちろんベルギーです。

2013年8月、ベルギーの首都であるブリュッセルと水の都ブルージュ、そして花の都パリを訪れます。 

 

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ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語で、ブリュッセルはフランス語読みです。ブラッセルという呼び方をよくされますが、これは英語読みになります。

そのブリュッセルの見どころは中心部の五角形をした道路の内側に集中しています。1日もあれば主な観光地は見て回れますが、私達には時間がたっぷりありますので、ベルギーの人々の日常生活にも触れてみたいと思います。

 

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Googleの航空写真。

ヴィクトル・ユーゴーが「世界でいちばん豪華な広場」と絶賛した、ブリュッセルの中心にあるグランプラスです。建物に囲まれた広場の大きさは70mx110m程あります。1998年に世界文化遺産に登録されました。 

 

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グランプラスに入って行きましょう。

 

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大勢の人が訪れています。

 

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市庁舎。広場の中でも中心的な存在です。

 

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市庁舎の尖塔部分

 

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ヴィクトル・ユーゴーが称したように広場は美しい建物に囲まれています。

 

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花屋さんもあります。

 

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絵の販売も行っています。本人が描いたのでしょうね。

 

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ゼラニウムの花

 

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カフェもあります。

 

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まずは乾杯。実はベルギーはビール大国でもあります。この広場の一角にもビール博物館があります。

日本でも毎年9月に六本木ヒルズベルギービール祭りが盛大に催されています。

 

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おつまみ。

 

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ところで、このグランプラスでは2年に1度、偶数年の8月中旬にフラワーカーペットなる花の絨毯がお目見えします。広場一面が花で埋め尽くされます。

参考までに過去の写真を載せておきます。

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グランプラスの一角に光り輝く像があります。ブリュッセルの英雄セルクラースの像です。触ると幸せになれるそうで、多くの人が触るためピカピカになっています。

 

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幸せな気分になったところで、ベルギーの人気者である小便小僧に会いに行きましょう。グランプラスから200m程です。

 

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凛々しい恰好をした兵隊さんがやって来ました。どこの国か分かりませんが、海軍の士官候補生かもしれませんね。

 

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通りには土産物屋さんが並んでいます。

 

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ベルギー名物のワッフル屋さんです。

 

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壁に漫画が描かれています。ベルギーの漫画家エルジェの「タンタンの冒険」のようです。

 

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ベルギーチョコレートのお店です。ベルギーはゴディバに代表されるようにチョコレートでも有名ですね。

 

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色とりどりの小便小僧の作り物。チョコレートで出来ているのでしょうか?

 

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小便小僧のある場所にやって来ました。

 

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もっと立派な像かと思いきや! 世界三大がっかりの一つに数えられています。でも、いつも人だかりが出来ていて人気者です。

 

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この小便小僧、普段は裸で元気よくおしっこを飛ばしていますが、実は世界一の衣装持ちです。

 

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世界中から衣装がプレゼントされています。日本からのものもいくつかあります。これは桃太郎の衣装(travel.jpさんより借用)

 

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グランプラスを挟んで、小便小僧の反対側にレストラン街があります。

 

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正面が有名なレストラン「シェ・レオン」の本店です。パリのシャンゼリゼ通りにも支店があります。

 

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食事の前にちょっと寄り道をします。レストラン街の端っこに小便少女の像があります。

 

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小便少女です。エイズ撲滅を願って作られたそうです。でも悲しいかな、触る人が後を絶たないため柵が設けられていました。

 

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小便小僧と少女の像を見終わったらレストラン街で昼食。ここの名物はなんと言ってもムール貝です。ムール貝がバケツに盛られて出て来ることで有名ですが、私達が入ったお店では鍋が使われていました。1人分ですが、山盛りです。

 

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ところでムール貝はどのようにして食べるのでしょう。ナイフとフォークでは面倒ですよね。そこで、とっておきの方法があります。

 

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最初の一個を食べた後、その殻を使って、次の貝の身をつまみ出して食べるのです。とっても簡単で、美味しさも倍増します。

 

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食後は近くにショッピングアーケード「ギャルリー・サン・チュベール」がありますので、軽く散歩です。

 

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100m弱ですが、美しいアーケード街です。

 

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グランプラスの周辺をブラブラします。

 

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木の柵がありました。犬がウンチをする場所のようです。さすが、ブリュッセル! と思いきや、以前のブリュッセルは歩道が犬のウンチだらけで歩くのも大変でした。最近はこのような取り組みのおかげで安心して歩けるようになっています。でも、油断はしないことですね。

 

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サブロン広場にやって来ました。

 

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ノートルダム・デュ・サブロン教会です。

 

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ノートルダムとはフランス語で「我らの貴婦人」という意味で、聖母マリアを指します。つまりマリアさまに捧げられた教会です。

 

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中に入ると、穏やかな気持ちにさせてくれます。

 

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ステンドグラスが美しいですね。

 

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広場にあるカフェ

 

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ヴィタメールというベルギー王室御用達のチョコレート屋さん。この他にも王室御用達のチョコレートとしてゴディバやピエールマルコリーニをはじめ、ノイハウス、レオダニス、ガレー、ヴァンデンダー、マリーなどがあります。ベルギーはチョコレート王国といっても過言ではありませんね。

 

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サブロン広場では絵画のマーケットが開かれていました。

 

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グランプラスから小便小僧に行く途中、壁に描かれたタンタンの漫画がありましたが、他にも沢山あります。以前に撮った写真を含めいくつかご紹介します。

 

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タンタンという名前は結構有名ですよね。主人公の少年記者タンタンと愛犬スノーウィが世界を旅して事件に巻き込まれて行く物語です。

 

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壁絵はグランプラス周辺の至る所にありますが、やみくもに歩いてもなかなか出会えないと思います。探す前にある程度目星をつけておきましょう。

 

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タンタンの壁絵を探し求めて街の中をブラブラするのも楽しいものです。でも夕方や人気のない所は避けて、油断しないようにしましょう。

 

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これはメトロのホームで見かけた壁絵です。タンタンかどうかは定かではありません。

 

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ここで一休みして、ベルギーでとっておきの場所をご紹介したいと思います。

 

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それはブルーベルの森(正式にはハルの森Hallerbos)です。ブリュッセルから南へ20km程の所にあり、4月から5月にかけて2週間ほどブルーベルの花が咲き乱れます。

 

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ブルーベル、名前の通りベルの形をした青い花です。

 

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森一面が青色に染まります。

 

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光の関係でしょうか、森全体が青く染まっています。

 

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 2日目ははブリュッセルの住宅街をトラム(路面電車)やバスを使ってブラブラします。大まかなルートはイクセルからボワッフォールまで南下し、その後R22を北上して行きます

 

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朝一でお宝を求めて、ホテル近くの蚤の市にやって来ました。なんでも鑑定団がちらつきます。

 

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残念ながら日用品のお古や骨董まがいの物が多く、目ぼしいものはありませんでした。一度ホテルに帰ってから、市内見学に出かけます。

 

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移動はトラムが便利ですね。分かりやすくて比較的安全です。チケットは1時間以内なら乗り継ぎ可能ですし、メトロ(地下鉄)やバスも使えます。

 

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イクセル地区にやって来ました。中心に近いだけあって、高級住宅街です。

 

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アール・ヌーヴォー風な建物です。「アール・ヌーヴォー」とは仏語で「新しい芸術」という意味で、19世紀末から20世紀初めにかけてフランスとベルギーを中心に広まった芸術です。

 

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これもアールヌーヴォーでしょうか。

 

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オルタ邸です。「建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群」が2000年に世界文化遺産に登録されました。オルタはブリュッセルのアールヌーヴォー建築の中心的な存在です。

 

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オルタ邸

 

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オルタ邸

 

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オルタ邸の前には、開館前ですが、すでに待っている人がいました。残念ながら内部は撮影禁止です。

 

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こちらはオルタが手掛けたタッセル邸。これも世界遺産です。

 

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タッセル邸

 

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ポール・アンカール設計のアールヌーヴォー様式の建物

 

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ブリュッセルにはアールヌーヴォー様式の建物が至る所にあります。

 

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再びトラムに乗ってボワフォールまでやって来ました。

 

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日曜日とあって街も静かです。

 

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週末恒例の朝市が開かれていました。

 

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ベルギーの人達にとって日常生活にかかせないものが売られています。

 

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花屋さん

 

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スイス製のチーズやワインを売っています。

 

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こちらはパン屋さん。

 

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 自家製ヨーグルト

 

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自家製オリーブ

 

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通りにポストのお化けのようなものがありました。

 

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有料トイレです。日本では外出時のトイレの心配はそれ程ありませんが、ヨーロッパではなかなか見つかりません。

 

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ここから住宅地をブラブラします。

 

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通りに面してアパートが並んでいます。

 

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一般的にアパートは隣に接して建っています。

 

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上から見るとこのような感じです。まるでアパートで出来た砦のようですね。

 

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ハマナスです。ハマナスといえば知床ですが、ベルギーは緯度的に知床よりも北にあります。

 

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美しい街並みが続いています。

 

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スポーツセンターがありました。

 

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りっぱなグランドですね。

 

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観客席

 

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テニスをやっています。

 

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屋内のテニスコート

 

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カフェバーも併設されています。

 

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歩き疲れたのでここで一休み

 

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トラムで市内に帰ります。

 

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グランプラス近くのモネ劇場。金曜日の12時30分から1時間、ミニコンサートをやっています。ドリンク付きで8ユーロですので、気軽に楽しむのもいいかもしれませんね。

 

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ベルギーでは老舗の日本食レストラン、侍さんです。

 

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 ショッピング通り

 ベルギーの首都ブリュッセルの次は水の都ブルージュを訪れます。

スリランカ23. スリランカ最大の都市コロンボ

コロンボ地球の歩き方より

植民地時代の香りを強く残すコロニアルな街並み。町の中心におかれた時計塔や、当時の伝統を守り続けるホテル。コロンボを代表する、これらの無国籍的な風景は、この町の歴史そのものでもある。まだ世界が広い海を知らなった時代、コロンボは小さな漁村に過ぎなかった。やがて、ここへアラブ商人たちがやってきて、西の地の富と引き換えに、この島の香料や宝石を手に入れる交易場として使うようになる。コロンボは外へと開かれた港となり、以降のポルトガル、オランダ、イギリスと続く植民地支配の中では、本格的な港湾都市として発展してきた。スリランカにありながら、外国人によってつくられた町。それがコロンボなのだ。

 

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ウナワトゥナからタクシーでスリランカ最大の都市コロンボへと移動します。今回の旅の最後の訪問地で、1泊します。なお、現在のスリランカの首都はコロンボから10kmほど東にあるスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテという小さな町です。1984年にコロンボから移されました。

 

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ウナワトゥナからタクシーで高速道路を使ってコロンボのホテルへ向かいます。距離は約120km、2時間余りです。タクシー代金は8500Rs(6000円)で、ウナワトゥナにある旅行会社数社の中で最安値でした。

 

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海沿いにあるマリノビーチコロンボホテルに到着。

 

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ポーターのイシャーラ君です。名札がISIHARAと読めたのでイシハラ君と呼ぶことにしましたが、実際には途中のIHがありませんでした。でも、彼は日本語が上手です。そのはずで、イシハラ君は日本語を学ぶため2年間日本の学校に通っていました。滞在の延長申請をしたそうですが、残念ながら認められなかったとのことです。話していると、まじめでやさしい青年であることが伝わって来ます。何故このような素晴らしい青年を日本に取り込まなかったのでしょう? なんて思ってしまいます。

 

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ベッドルーム。広々としています。

 

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ベッドルーム越しにバスルームが丸見え。でも、自動カーテンがありました。

 

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バスタブ。別にシャワールームもあります。

 

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自動ウォッシュレットではありませんが、マニュアルのウォッシュレット(左のホース付きシャワー)が付いています。なかなか便利です。暖かい国ではこれで充分ですね。

 

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ヌワラエリアで工場見学したラボケリーの紅茶セットが置いてありました。

 

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屋上のプール

 

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市内見学に出かけます。トゥクトゥクのおにいちゃんが「通り道に宝石店があるので、買わなくてもいいから入ってくれ」と懇願して来ました。お客を連れて行くと2ドル分のガソリン券がもらえるそうです。余りにもおねだりされるので、「ま、いいか」ということになりました。入口からは見分けがつきませんが、中にはガードマンがいて、大きな店です。

 

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いろいろと見せてもらって帰ろうとすると、「ブルーサファイア、150ドル」という声に、思わず振り向いてしまいました。「半額なら」と言うと、「お話にならない」というしぐさです。そして「いくらなら買う」と何度も繰り返して来ます。偽物とも思えないし、台座やチェーンも付いています。スリランカの思い出として、100ドルくらいなら買っても損はないだろうと考え、「1万円」と言ってみました。すると、スタッフ4人が計算機をたたき出しました。暫らくしてもまだたたいています。その内、チーフが「ドルでいくらだ」と聞いてくるではありませんか。計算出来ないのかな! そこで「約90ドル」というと、また暫くたたいていましたが、交渉成立です。

 

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チカちゃんも、宝石の島へ来て手ぶらで帰るわけにもいきませんよね。記念! 記念!

 

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おまけをおねだりすると、ムーンストーンをくれました。光に反射して輝いています。

 

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トゥクトゥクのお兄ちゃんも2ドル分のガソリン券をもらってご満悦です。運賃を100Rsまけろと言ってみたのですが、軽くあしらわれました。

ところで最近、ニューヨークでお店へ行くだけで買物をしなくてもお小遣い(ポイント)がもらえるショップキックというアプリが注目されているそうです。まるでトゥクトゥクのお兄ちゃんと宝石店の関係みたいです。貧しい国の人達がやっていることが、ITを使った最先端のビジネスになるとは、びっくりポン!

 

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昼食のため、天才建築家バワが設計した The Gallery Cafe というレストランにやって来ました。元々は事務所だったものです。

 

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コロンボの喧騒がうそのようです。

 

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ピンク色の花が咲いています。

 

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入口にはだれもいません。中へ入って行きます。

 

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さらに奥へ。

 

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池に蓮が浮かび魚が泳いでいました。

 

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鯉のような、ナマズのような変わった魚です。

 

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バワの特徴の一つであるツタが垂れ下がっています。

 

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一番奥がレストランになっていました。

 

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こじゃれたデザインのペットボトル

 

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先ずはビール

 

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バワの世界を、雰囲気を楽しみます。

 

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ステーキもありますが、昼食なのでスパゲッティにしました。

 

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お皿にも店名が書かれています。

食後は再びスリランカの世界に戻ります。

 

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これからキャラニヤにあるラジャ・マハー・ヴィハーラ寺院に向かいます。その地名からキャラニヤ寺院としても親しまれています。バワのレストランから北東へ10km余り。トゥクトゥクを探していると、たまたまトゥクトゥクタクシーがつかまりました。写真右下に携帯がありますが、これがメーターとして使われています。配車サービスのウーバーかと思いましたが、”PickMe”だそうです。初めての経験です。便利になったものですね。

 

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50分程でキャラニヤに着きました。料金は570Rs(400円)、600Rs渡しておつりはチップです。なんと太っ腹! 

ところで、この料金で計算すると1km当たり50Rs(35円)となります。これが本来のトゥクトゥクの相場ですね。(事前に調べておいた値段とも合致します。参考までに、待ってもらう場合は1時間100Rsが相場のようです) ところが、外国人が普通のトゥクトゥクを使うと、距離にもよりますが、この倍くらいはふっかけられます。これが外国人にとっての相場なのでしょう! トゥクトゥクが高いのか安いのかは分かりませんが、地下鉄やトラム代わりだと思えばとっても便利ですね。

 

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寺院の前にはキャラニヤ河があります。参拝前にこの河で沐浴をするのが習わしのようです。

 

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その河で沐浴をしている人がいました。これから参拝するのでしょうか、それとも体を洗っているだけでしょうか。

 

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キャラニヤ寺院の入口です。仏陀スリランカに3度訪れていますが、3度目の紀元前520年にキャラニヤを訪れた際、キャラニヤ河で沐浴をして説法を説いたそうです。その聖地としてキャラニヤに寺院が建てられました。その後の内戦で破壊・修復が繰り返され、20世紀初めに現在の姿になっています。

 

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ローソク立て。日が暮れてから多くの信者がやって来るのでしょうね。

 

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白いダーガバ(パゴダとかストゥーパとも称される仏塔)もあります。

 

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菩提樹

 

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 お祈りを捧げている人がいます。

 

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菩提樹の下で瞑想する仏陀の白い座像

 

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キャラニヤ寺院(正式にはラジャ・マハー・ヴィハーラ寺院)

 

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本堂周囲のレリーフ

 

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美女のレリーフ。なんともなまめかしいですね。

 

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インドの神様ガネーシャ

 

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入口のガードストーン

 

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後ろを向いた象、階段の手すりになっています。

 

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本堂への入口

 

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入口の天井に八芒星が描かれ、その周りを天女が踊っています。

 

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中に入ると壁一面に色彩豊かな仏教に関するフレスコ画が描かれています。残念ながら、内部は撮影禁止。そこで”nobuさん””のプログより写真をお借りしました。

 

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nobuさんのプログより

 

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nobuさんのプログより

 

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nobuさんのプログより

コロンボから少し離れているせいか、観光客もあまりいません。しかし、内部に一歩足を踏み入れると、信者の方々が真剣にお祈りを捧げています。祈りの対象であるキャラニヤ寺院、スリランカ第9番目の世界遺産になる日が近いのではないか、そんな気がしました。

 

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キャラニヤからコロンボ市内に行こうとしましたが、トゥクトゥクがつかまりません。何度も乗車拒否をされてしまいます。コロンボの渋滞が激しいからでしょうか。やっと乗せてくれたのがトゥクトゥクタクシーでした。今度は普通のタクシーで、左上にメーターが付いています。

 

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途中、ペター市場を通り過ぎます。

 

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市場といっても、町全体が市場になっているようです。

 

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ダッチホスピタルに到着。後ろのツインタワーはワールドシティセンターです。トゥクトゥク料金は11kmで600Rs(400円)でした。メーター通りで安いですね。

でも、普通のトゥクトゥクのおっちゃんとの価格交渉も、旅の風情があって結構楽しいものです。交渉が決まればそれ以上請求されることはありませんし、なによりもおっちゃん達は陽気な人ばかりです。(とはいえ、女性だけで夜間の利用は禁物です)

 

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ダッチホスピタル内に蟹専門店のMinistry of Crabがあります。今夜はここで食事をします。(ちなみに予約方法はメールでのやり取りです)

 

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5時前ですが、閑散としています。想像していたような活気がありません。夕方前で締まっている店が多いためでしょうか。

 

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夕食の予約は6時から。それまで1時間程ありますので、トゥクトゥクでゴール・フェイス・グリーンにやって来ました。海辺で庶民の憩いの場となっています。

 

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土産物屋さんも出ています。

 

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コロンボの港が見えます。スリランカ港湾施設が支援名目でどこかの国に乗っ取られたと話題になっていますが、特に南部の港がその影響が大きいようです。このコロンボ港は大丈夫でしょうか。

 

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多くの市民が夕涼みにやって来ています。向こうに突堤が見えます。

 

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突堤にいると風が気持ちよく感じられます。

 

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打ち返す波で足を洗われています。

 

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子供達も波遊びでビショビショになっていました。

 

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ダッチホスピタルに帰ってきました。

 

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蓮の花の形をしたきれいなタワーが見えます。

 

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レストランMinistry of Crab、スリランカで一番?有名な店です。ところで蟹といえばシンガポールのチリクラブが有名ですが、その蟹の大半はスリランカから輸入されているそうです。

 

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冷房の効いた室内の席もありますが、暑くても外の席の方が人気があります。先ほど来た時に席を予約しておきました。

 

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エプロンも用意されています。

 

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蟹の殻入れ

 

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蟹の価格表。キロ(1kg)を注文、14600Rs(1万円)です。2人では少し物足りませんが、私は甲殻類アレルギーがありますので、少しだけにしておきます。

この店では500g以下の小さな蟹や傷ついた蟹は出さない、また、その日獲れた新鮮な蟹しか提供しないそうです。

 

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先ずはビールで乾杯!

 

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私のメインはチキンカレー。

 

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チカちゃんも黙々と平らげました。大満足のご様子です。

 

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デザート

 

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お会計

 

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ホテルに帰って来ました。

 

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早速屋上プールへ。ライトアップされていて水が青く澄みきって見えます。

 

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左が屋上ガーデン、右に海やコロンボの街並みが見えます。

 

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プール上がりに屋上ガーデンのバーでワインを! 南国とはいえ、肌寒いくらいです。

 

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朝の屋上ガーデン

 

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ホテルのホームページより

 

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朝早くから泳いでいる人がいます。

 

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目の前には海やビルが見えます。

 

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少しカメラアングルを変えると、プールと海が一体になっているような感じです。どこかで見たような気がします。

 

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プールと海を一体化させたインフィニティプールとしてシンガポールのマリーナベイ・サンズの屋上プールが有名ですが、このマリノビーチコロンボホテルの屋上プールも同じようにインフィニティプールになっています。名前も何となく似ています。ひょっとしてパクリ? 

しかし、既に紹介したように、インフィニティプールの本家本元はスリランカの天才建築家バワが設計したヘリタンスカンダラマホテルのプールです。それが今、世界中に広がっています。私達がシンガポールを訪れた際マリーナベイ・サンズのプールで泳ぐことは叶いませんでしたが、このスリランカでバワの魅力を満喫することが出来ました。

 

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テラス席でビュッフェスタイルの朝食です。

 

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海を眺めながらの朝食は爽快!

 

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ビュッフェの種類も豊富です。チカちゃんは洋食。

 

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私はカレー。

 

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アーッパもあります。

 

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デザートはフレッシュフルーツ。

 

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最後はセイロンコーヒーとセイロンティ

 

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海岸線沿いをディーゼル列車が走っています。ゴール行きでしょうか。

 

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乗降口に人が。ドアもありません。

 

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乗降口に人が溢れています。歩く方が楽チン、そんな感じです。

 

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レストラン出口で紅茶のデモンストレーションをしていました。

 

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ヌワラエリアで見たラボケリーの紅茶です。このホテルのご用達でもあります。

 

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スリランカ最終日。この日はガンガラーマ寺院とバワ設計のシーママラカヤ寺院を訪れます。

 

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ガンガラーマ寺院入口

 

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入口にも色々なオブジェがあります。

 

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靴を預けます。といっても、カゴに入れておくだけです。

 

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さりげなく仏像が置かれていますが、後ろの彫刻といい見事です。

 

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光っている所に触れればご利益がありそうです。それよりも仏像に背をむけて写真を撮ることはご法度のはずですが。ましてや触るなんて!

 

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象の頭をした像です。インドの神様ガネーシャでしょうか?

 

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ここでも観光客が仏像に背を向けて写真撮影しています。この寺院は欧米からの観光客が多いためでしょうか、皆さん気にしないで仏像と一緒に記念撮影をしていました。私達もついつい、ごめんなさい!

 

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天井も見事です。

 

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とにかく、あっちもこっちも仏像だらけです。そのはずで、仏像をはじめ絵画や骨董品が世界中から寄進されているそうです。

 

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見事なものばかりですが、余りにも多くて消化しきれないのが実情です。

 

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まるで象牙で出来ているような白亜の座像です。

 

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中庭にある大きな菩提樹

 

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菩提樹の下の仏像。瞑想しているのでしょうか。

 

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菩提樹から根や幹が四方に伸びています。

 

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ダーガバ(パゴダとかストゥーパとも称される仏塔)もあります。

 

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インドネシアジョグジャカルタ近郊のボロブドゥール遺跡にあるストゥーパや仏像をイメージして作られているような感じを受けます。定かではありませんが、インドネシアからの寄贈かもしれませんね。

 

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地球の歩き方にも、この場所の写真を掲載し”小さな寺院だが見どころが多いガンガラーマ寺院”と紹介されています。とにかく、このガンガラーマ寺院にはインスタ映えのするオブジェがてんこ盛りです。

 

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通り過ぎようとしましたが、ケースに入っているものがあったので立ち止まりました。

 

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仏陀の髪の毛と書かれています。こんな手の届くような所に本物を置いている筈がありません。本物はどこかに保管し、レプリカではないかと疑ってしまいます。

 

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キャンディの仏歯寺では仏陀の歯が厳重に保管されていましたが、ここでは髪の毛がぽつんと置かれているだけです。

 

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確かに髪の毛があります。警備員がいたので本物かどうか聞いてみると、本物とのことでした。

 

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ケースの中にお金が入っています。寄進用の穴がありましたので、チカちゃんも!

 

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エメラルド仏。といえばタイのエメラルド寺院(ワット・プラケオ)が有名ですが、そのタイから寄贈されたもののようです。

 

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タイでは本物のエメラルド仏を見ることは叶いませんでしたので、その分身を拝めて幸運でした。

 

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象牙で出来たオブジェ。

 

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ガンガラーマ寺院の近くに、ベイラ湖に浮かぶように建てられたシーマ・マラカヤ寺院があります。スリランカの生んだ天才建築家ジェフリー・バワの設計によるものです。

 

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靴を預けて寺院に入って行きます。

 

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ムーンストーンで身を清めます。

 

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本堂は黄金の仏像で囲まれています。

 

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本堂内は大きな広間になっています。

 

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カンボジアからの寄贈品です。

日本から寄贈された仏像もあるということですが、見つけられませんでした。

 

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本堂の北側に僧侶になるための儀式を行う御堂があります。

 

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南側には菩提樹があり、その下に仏陀の座像や涅槃像があります。涅槃像は両足の指が揃っていますので、眠っているところです。菩提樹の日陰で湖の涼しい風を受けながらの居眠りは悟りも忘れさぞかし気持ちいいでしょうね。

 

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再び御堂の中へ。本堂は湖面で冷やされた空気を取り入れるために四方を透かし格子で囲んでおり、まったりしたくなる雰囲気に満たされています。

 

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活気あふれる町コロンボにあって、心穏やかになれる場所、それが湖上に浮かぶシーマ・マラカヤ寺院です。

 

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チカちゃんもしばし休憩。

 

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私も、こころが平成になりました。

 

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これからホテルへ帰ります。

 

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ホテルの近くにナンバー11というジェフリーバワが暮らしていた家があります。中に入るには予約が必要ですが、予約していませんので、ちょっと立ち寄るだけです。

 

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ドアが閉まっています。

 

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見学時間は10時、2時、3時半の3回、日曜は10時のみとなっています。

 

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ドアの前で記念撮影だけしてホテルへ歩いて帰ります。

 

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すれちがった高校生と記念撮影。

 

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高級陶磁器ノリタケのショップ。工場もキャンディの近くにあり、スリランカノリタケの全製品の90%を作っているそうです。

 

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食器では重くて日本へ持って帰るのが大変ですね。

 

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ファーストフード店があったので、遅めの昼食。

 

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値段はロール状( chi.chi.roll)のものが70Rs(50円)、他は飲み物も含め1品50Rs(35円)でした。味は想像していた以上に美味しくて、日本人好みだと思います。スリランカの料理は庶民に近いほどより美味しい、そんな感じがします。

 

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スリランカでのシメは、路上で売っていたココナッツジュース。

 

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ホテルのおねえさんとツーショット後、着替えて帰国の途に着きます。飛行場まではホテルで事前に予約しておいたタクシーで行きます。料金は4550Rs(3100円)で、ベンツでお迎えに来てくれました。15時にホテルを出て1時間で空港着。成田行きのフライトは17時50分発ですから、4時間前に着いたので余裕しゃくしゃくです。この時は!

 

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空港に着くと、先ず飛行機に預ける荷物のセキュリティチェックがあります。その後、ショップが並んでいる所を通り過ぎるとチェックインカウンターに突き当たります。そこに電光掲示板がありましたが、成田行きのカウンター番号はまだ表示されていませんでした。チェックインは3時間前からで、時間があったので、先ほどのショップで買い物や余ったお金の両替を行い、再び掲示板とにらめっこ。ところが3時間前を過ぎても電光掲示板にチェックインの表示が出ません。不思議に思い係員に尋ねると、成田行きは1~15番カウンターで既にやっているとのこと。あわててそちらへ行くと大行列が出来ていました。結局チェックインに1時間半もかかり、出発時刻まで残り1時間半、ということは搭乗時刻まで1時間程しかありません。次は出国手続き。混雑はしていましたが15分程で通過。最後は手荷物の検査です。こちらも長い列が出来ています。やっと検査の番が来たので係官に搭乗券を見せると「成田行きはまだ搭乗時刻になっていないので2階で待つように」とのことです。訳が分かりません。白人女性も係官にかみついていましたが、Your fault(あなたのせい)でお終いです。ここで20分以上ロスしてしまいました。2階へ行くと免税店がありましたが、ほどなく電光掲示板に成田行きの搭乗の表示が出ました。再び手荷物検査の長い列に並び、検査を終えて搭乗ゲートに着くと、やがて搭乗開始です。4時間前に空港に着いたにもかかわらず、事情が分からないため、あたふたしまくりでした。団体の方は問題ないでしょうが、個人でスリランカへ旅行する場合、要注意ですね。

 

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機内へ搭乗

 

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成田に無事到着

以上、14日間のスリランカの旅でした。

 

参考までに、外務省の海外安全ホームページによると、スリランカの危険レベルは2019年6月時点で″レベル1”(十分注意してください)です。これは私達がスリランカ同時多発テロ直前の3月に旅した時と同じレベルです。

 

スリランカ22. ホエールウオッチング

スリランカ最南端の町ミリッサ。美しいビーチやサーフポイントとして欧米人に人気の町です。加えて、ミリッサ周辺の海域には11月から4月頃にかけてクジラが回遊して来ることから、ホエールウォッチングの拠点としても賑わっています。

 

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 ミリッサはウナワトゥナから30km程で、トゥクトゥクで行くことも可能です。

 

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朝6時にトゥクトゥクでホテルを出発。ドライバーさんは5時半から待っていたとのこと。船の出港時間は7時、いずれにしろ1時間程しかありません。ドライバーさんも飛ばしていますが、約30kmありますので30分以上かかると思います。幸いにも、早朝のため道路はすいていました。

 

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爽やかな朝です。トゥクトゥクも快調にミリッサを目指しています。

 

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6時40分到着。出港に間に合いました。

 

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ツアー料金は現地払いと聞いていましたが、到着すると、トゥクトゥクのドライバーさんが「料金はいくらか知っているか」と聞いて来ました。このドライバーさんに渡すようです。それにしても値段をしらないとは、大丈夫かなと思ったのですが、2人分100ドルを渡しました。彼は100ドルを握りしめ船の責任者らしき人と話していましたが、やがて乗船となりました。

 

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1階はガラガラ。皆さん2階に行っているようです。

 

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2階は私達で満席になりました。

 

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仲間の船が出港。我々の船も続いて6時50分に出港。

 

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ミリッサの漁港

 

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船で朝食が出て来ました。

 

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朝日が昇り始めました。

 

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沖合に出ると、波も出て来て船が揺れますが、それほど大きな揺れではありません。もちろん酔い止めの薬を飲んでいます。

 

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船員さんが屋根に上ってクジラを探し始めました。

 

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どこにクジラが現れるか分かりません。みんなじっと海面を見つめています。

 

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クルーザーもクジラを見に来たのでしょうか。

 

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船が集まって来ました。

 

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スリランカ南方のインド洋にいます。

 

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遠くでクジラが潮を高く吹いています。数回上がりましたが、一瞬のことなのでカメラで捉えることは出来ませんでした。

 

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船員さんによればシロナガスクジラだそうです。おそらく潮吹きの高さで分かるのだと思います。

 

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みなさん期待に胸を膨らませながら、ただひたすら海を見つめています。船の先頭部分が絶好のポジションのようで、要領の分かっている人は就航して間もなくこの位置に陣取っていました。

 

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水平線を見ていると地球が丸く感じられます。当たり前ですが。

 

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近くの船がクジラを見つけたようです。

 

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コビレゴンドウクジラです。体長4~6mくらいの小型のクジラです。

 

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ゆったりと泳いでいます。

 

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ブォーと大きな声を発しながら潮を吹いています。小型だけに吹き上げる潮はそれ程高くはありません。

 

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十数頭? それ以上いそうです。

 

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コビレゴンドウクジラも見えなくなりました。船員さんが一生懸命探しています。

 

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突然、船員さんが指をさして「あそこだ」と叫んでいます。潮を吹く前ですから、クジラそのものが見えるようです。

 

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すると、指さす方向に潮しぶきが上がりました。先ほどのコビレゴンドウクジラよりは高く上がっています。しかし、最初に見たシロナガスクジラのものに比べるとはるかに劣ります。 

 

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ニタリクジラで、全長は12~15m、体重は14~30トン位だそうです。

 

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潜っては浮上して潮を吹き、これを何度か繰り返しています。その度に船員さんが「あっちだ」と教えてくれます。

 

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大きく潮を噴き上げました。すると船員さんが「最後のジャンプだ」と言っています。潮の吹き方で分かるのでしょうか。

 

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デジカメの連写機能を使えばよかったのですが、今まで使ったことがないため、

 間に合いませんでした。

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大きく浮上しています。

 

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頭をより下げて、より深く潜ろうとしているのでしょうか。

 

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背びれも見えなくなりそうです。

 

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姿を消してしまいました。

 

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パイナップルのおやつをたべながら、港に帰ります。

 

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海面に波しぶきが立ち、ざわついています。イルカの大群です。

 

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バンドウイルカです。サイズは2~3m

 

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クジラと違って猛スピードで泳いでいます。

 

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遠くでは、ジャンプしているイルカもいます。

 

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船と競争、もちろんイルカには追い付けません。

 

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船の真下を通り抜けています。

 

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イルカのショーも終わって、ココナッツジュースを頂きます。

 

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ストローの跡? 

 

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港に到着

 

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船を降りて、朝来たトゥクトゥクでウナワトゥナに帰ります。

 

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ウナワトゥナに帰る途中にアハンガマという町があります。アハンガマは、海に立てた棒につかまって魚を釣るストルト・フィッシングという漁法で知られています。私も42年前に実際に釣っているところを見た記憶があります。しかし、今ではすっかり廃れてしまい、観光客を相手に写真撮影のためにそのような恰好をするだけになってしまいました。ドライバーさんによると、法外な値段を要求されるとのこと。そこで、手前で降りて写真だけ撮ることにしました。

 

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観光客相手のストルトフィッシング

 

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通り過ぎながら写真を撮ると、「ノー、ノー、ノー」と叫んで来ました。彼らも必死です。私のような輩が多いのでしょうね。すみません。

ここでは写真撮影だけでなく、実際に木の上で魚釣りもさせてくれるそうです。上手くすれば釣れるかも。興味のある方はトライしてみるのもいいですね。

 

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ついでにアップしてみました。かつての漁師の恰好ではありませんね。昔は、ハプタレーの町で見た木彫りの漁夫のような恰好をしていました。

 

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ハプタレーで見た木彫りの漁夫。

 

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アハンガマにもお別れです。

 

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もうすぐウナワトゥナです。

 

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11時30分到着。ドライバーさんは朝5時半から待っていたので実働6時間、移動距離は往復で約60kmです。お疲れさまでした。

今回のツアー料金はトゥクトゥクも含め1人50ドル、約8000Rs(5600円)でした。

ある旅行会社では、ツアー料金は1人9000Rs(6300円)+トゥクトゥク3000Rs(2100円)またはタクシーだと5000Rs(3500円)だそうです。

結局のところ、.トゥクトゥクのおじさんと直接交渉するのが最も安上がりということでしょうか!

 

スリランカの旅の最後はコロンボです。

 

スリランカ21. 城塞都市ゴール

城塞都市ゴール:地球の歩き方より

以外にも小さなゴールの鉄道駅を出て、まず最初に目に飛び込んでくるのは、赤茶色の石造りの時計塔と高い塀。旧市街を取り巻く砦だ。ゴールはスリランカ南部最大の町。首都コロンボより、南へ約120kmに位置する。港町としての歴史は古く、14世紀頃にはアラビア商人たちの東方貿易地として繁栄していた。その後、1589年にはポルトガル人たちが最初の砦をここに築く。これをきっかけとしてゴールの外国人による支配がはじまり、1640年にはオランダが砦を拡張し、その中に町を築いた。これが現在のゴール旧市街の原型である。イギリス植民地時代にも、支配の拠点として重要な位置を占め、堅固な砦を持つ城塞都市として完成されてきた。ゴールの歴史はそのまま、スリランカで繰り返された被支配の歴史だといえるだろう。

 

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小さな半島にポツンと取り残されたようにゴールの旧市街があります。1988年に城塞都市として世界文化遺産に登録されました。ウナワトゥナからはコロンボ方面へ7km程で、トゥクトゥクで行くことにします。 

 

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ゴール旧市街の入口であるメインゲートにやって来ました。”まず最初に目に飛び込んできたのは、赤茶色の石造りの時計塔と高い塀” ですよね。

 

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ゲートの入口付近にトゥクトゥクが数台たむろしていて、1000円、10ドルあるいは10元と言って旧市街の案内を誘ってきます。もちろんお断りしました。こじんまりとした町ですから、ぶらぶら歩いて回るのがベストです。

 

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旧市街の案内図

 

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オールドゲートまで500m位ありそうです。歩ける距離ですが、午前中とはいえ暑くなって来ましたので、トゥクトゥクに100Rs(70円)で行ってもらいました。

 

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オールドゲートの外側に到着。郵便局があります。

 

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かつての港です。重機もあります。

 

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オールドゲートの外側の壁には大英帝国の紋章、内側にはオランダ東インド会社の紋章があります。

 

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ゲートの外側にある大英帝国の紋章

 

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大英帝国の紋章の下に1668とあります。1668年はオランダの統治時代のはずですが、紋章は大英帝国のものです。1668の数字の部分は黒っぽくなっていますので、恐らく、外側は額縁のようにそのまま使って、白っぽく見える内側のみを英国の紋章に入れ替えたのではないかと思います。

 

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オールドゲート、城壁の内側です。

 

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中央にオランダ東インド会社の略称であるVOCが刻まれていますから、オランダ統治時代のものです。後から来た英国がこの紋章を自国のものに替えなかったのが不思議ですが、結果としてよかったですね。

 

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オールドゲートから海側に進むと、白い建物があります。オランダ統治時代のダッチ・ホスピタルで、元々は病院でしたが、現在はレストランやショップが入っています。

 

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2階に上がると、時間が早いせいかひっそりとしていました。

 

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2階のレストランのテラス席で潮風にゆられてビールを飲むつもりでしたが、工事中でお休みとのこと。残念。

 

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テラスからの眺めもまったりとしています。

 

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1階には宝石店やショップが並んでいます。

 

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ダッチ・ホスピタルから灯台を目指して海沿いに進みます。

 

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木陰に入ると気持ちいいですね。

 

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小さな互屋根にも時代を感じます

 

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木彫りの大きな象さん

 

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白亜の灯台が見えて来ました。

 

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1848年に英国によって建てられましたが、火災によって焼失。

 

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1939年に再建されました。

 

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空は真っ青

 

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海は透き通っています。

 

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海に入るために身を清めるムーンストーンのようです。

 

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灯台からフラッグロックへ歩いて行きます。日差しを遮るものもありません。暑い!

 

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植民地時代のなごりを感じます。

 

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海に突き出たフラッグロック

 

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左に振り返れば、先ほどの白い灯台が見えます。

 

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右には城壁が続いています。

 

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フラッグロックから見たインド洋

 

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フラッグロックの下に大きな木があり、皆さんその木陰で休んでいます。

 

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チカちゃんも暑さをしのいでいました。

 

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これから街並みを散策します。

 

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宝石店が並んでいます。買うつもりはありませんが、店内を見せて頂きました。

 

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コーヒータイム

 

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ミシン台をテーブル代わりにしています。

 

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瓶のようなグラス

 

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再び街を散策

 

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至る所に宝石店があります。

 

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宝石の原石でしょうか。それとも、ただのきれいな石でしょうか。

 

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代わった人形もありました。

 

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ヒストリカル・マンション。入館料? 無料だったと思いますが、寄付金を入れた気がします。

 

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植民地時代に集められた骨董品を中心に色々なものが展示されていました。宝石カットのデモンストレーションや宝石の販売コーナーもあります。

 

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ヨーロッパを彷彿とさせる街並みです。

 

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オール・セインツ教会。1871年、イギリス統治時代の教会。昼休み時間で中に入れませんでした。

 

 

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ダッチ教会。1755年、オランダ統治時代の教会。こちらも昼休み時間でした。

 

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トゥクトゥクで新市街に行きます。

 

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スリランカらしさが戻って来ました。

 

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旧市街から新市街のバスターミナルまで1km程です。

 

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両替をしたあと、スーパーで買い物。

 

 

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胡椒の詰め合わせ。象や家の形をした木枠に入っています。

 

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その後、バスでコロンボへ移動するため事前に乗り場を確認しておくことにしました。しかし、バスターミナルと乗り場との間に交通量の激しい道路があり、現地の人は平気で車をかき分けて横切っているのですが、私達は渡ることが出来ませんでした。これはバスを使うなということだろうと思い、諦めることにしました。また、コロンボ行きのバスの終点は市中心から10km程郊外にあり、荷物を持っての移動は大変。バスで旅したい思いはありましたが、時間のロスが大きそうです。結果は諦めて正解かな!

 

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気が付くと3時近く。バスターミナル内のレストランで遅めの昼食です。ショーケースにサンプルがありましたので、チキンカレーとホットドッグを注文。

 

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カレーといっても極めてシンプル。ライスだけ食べている感じですが、別にまずくもありません。そこそこの味です。

半分程食べたころ、チカちゃんが「赤いスパイスと一緒に食べたら?」とアドバイス。余りにも辛そうなので、ほとんど手を付けていませんでしたが、試しにスパイスを多めに混ぜて食べると、味がしっかりして旨味を感じます。おかげで汗だくです。スリランカカレーの美味しさはこのスパイスに隠されているのですね。 

 食後はトゥクトゥクウナワトゥナに帰ります。

 


 

スリランカ20. ウナワトゥナのビーチ

ウナワトゥナ:地球の歩き方より

ウナワトゥナが他のリゾート地と違うのは、ビーチがメインロードから離れているということだ。まるでプライベートビーチのような感覚で過ごせることが最大の魅力だ。以前、このビーチはヌーディストたちの楽園として人気を集めていた。全裸になることがタブーとなったいまでは、素っ裸で砂浜を闊歩する姿を見かけることはない。それでも、当時の自由気ままな雰囲気は色濃く残されている。ちなみに、ウナワトゥナのビーチの砂の色は黄金ではなく、白に近い。

 

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これまで車をチャーターしてスリランカの主な観光地を巡って来ましたが、これからはゴール(ガル)の南に位置するウナワトゥナのビーチを拠点にして4日間のんびり過ごす予定です。

 

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コロンボとゴールを結ぶ鉄道です。ウナワトゥナが近くなって来た感じです。

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夕方、ウナワトゥナに到着。ラトゥナプラを出てから4時間半ほどかかりました。

 

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ホテル着、ここに4泊します。ここでドライバーのランカさんとお別れです。1週間ありがとうございました。今回の車チャーターはSudath Travel(スダートラベル)さんにお願いしました。担当はマンジュラさんで日本の大学を卒業しており、日本語でやりとりが出来ます。車チャーターはドライバーのみでガイドなしの契約でしたが、ランカさんは日本で働いていたこともあり日本語が達者。ラッキー!

 

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ホテルはHiding Unawatuna。ハイディングという名前だけあって、目の前に止まっているトゥクトゥクのドライバーや近くの土産物屋の店員さえ、このホテルの存在を知っている人は誰もいませんでした。

 

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受付やレストランがありますが、改装中で使えません。

洗濯機もあるはずでしたが壊れていました。オーナーさんに聞くと、袋に入れて夕方までに部屋の前に出しておけば翌日届くそうです。値段は? チップでよいとのことで、オーナーさんに1000Rs(700円)渡しました。高いような気もしましたが、これまでの分と滞在中の分を合わせると大量の洗濯物になります。自分でやるよりはましですね。

 

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ウェルカムドリンク。ココナッツをマウスの形にして出してくれました。(目玉は私が書き足しました)

 

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この奥に宿泊する建物があります。

 

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1階と2階に2部屋ずつあります。私達の部屋は1階。現在は2階の1部屋が事務所兼倉庫として使われていました。

 

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広々としています。

 

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ベッドからトイレ・シャワー室が丸見え。取りあえずバスタオルで隠すことにしました。

 

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トイレのむこうがシャワールームになっています。シャワーを使ってもトイレがビショビショになる心配はありません。

 

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シャワールームには内庭があり、開放感たっぷり。

 

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内庭。

 

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敷地内のバナナ、まだ青くて食べれそうもありません。

 

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マンゴーの木

 

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蓮の花

 

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庭にアヒルが2匹、番(つがい)です。宿泊客が連れて来て、そのままここに居着いたそうです。以前は孔雀が居たのですが。

 

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そのうちの1匹が、私たちの部屋の前の花壇の中にうずくまっています。

 

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卵がありました、3個。先ほどおかあさんアヒルが卵を抱いていたのですね。私達が滞在中に雛がかえるでしょうか、楽しみです。

 

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夕食は近くのレストランで!

 

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ライオンビール、ハッピーアワーで半額。

 

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ピザ。写真を撮る前に食べてしまいました。

 

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コトコト・ロッティ (正式にはコットゥ・ロッティ)

 

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ホテルに帰って、今朝買ったランブータンを頂きます。

 

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割るとライチのような白い実が出て来ます。ライチは嫌いですが、こちらはクセもなくさっぱりしています。

 

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こちらは果物の女王マンゴスティン。イギリスの女王がこよなく愛したことから女王と呼ばれるようになったとか。

 

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白くって、甘酸っぱく、クイーンと呼ばれるにふさわしい味です。

 

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翌朝、朝食は向いのホテル・ハッピーバナナで頂きます。同じファミリーが経営しており、いわば私達のハイディング・ホテルはハッピーバナナの分家のようなものです。そして、ハッピーバナナは誰でも知っていますので、ここを目印にすることにしました。

 

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この家の向こう側にレストランがあります。 

 

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レストランの前にはビーチが広がっています。私達のホテルのレストランが改装中でラッキーでした。

 

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白い砂浜に、青い海と空

 

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写真を撮ろうとすると、ボーイのおいちゃんがチカちゃんの後ろでおどけたポーズをとっています。チカちゃんは気付いていません。

 

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フルーツが先に出て来ました。

 

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コンチネンタル・ブレックファースト、毎朝同じです。

 

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砂浜を歩きます。

 

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ボートに乗ってダイビングに行くようです。

 

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海辺の近くのSee Unawatunaというゲストハウス、旅行会社も兼ねています。明日のホエールウオッチングを予約するためにやって来ました。1人50米ドルで現地払い、朝6時ハッピーバナナ出迎えとのことだけで予約完了。

このウナワトゥナには旅行会社が数社あり、またどこのゲストハウスでも取次ぎを行ってくれますが、ここが最安値ですね。 

 

 

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本日は世界遺産のゴールへ行きます。内容については次の項に掲載します。

 

 

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ゴールから4時頃帰って来ました。チカちゃんは1時間のオイルマッサージ、ついでに明日のアーユルヴェーダの予約をしました。その間、私は下見を兼ねて辺りをブラブラ。

 

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日が暮れかけると、ウナワトゥナの街は、街といってもビーチロードが一本あるだけですが、欧米豪の観光客で溢れかえっていました。しかし滞在中、日本人やアジアからの観光客に出会うことはありませんでした。

 

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ところで、気になっていたことがあります。レストランにはテーブルと椅子がありますが、加えて、座敷の間のような席があって、靴を脱いだ若いカップルが足を伸ばしてリラックスしながらビールを飲んだり食事をしたりしています。このような光景は今まで見たことがありません。日本っぽいような感じがしないでもありませんが、何か違和感を覚えます。それとも、これはヌーディストビーチのなごりなのでしょうか。

 

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今夜はビーチで食事。この店を突き抜ければビーチがあります。

 

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入口を入るとバーです。

 

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バーを抜けるとビーチに出ました。左手に簡易お座敷があります。

 

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砂浜の上にはテーブルと椅子。座っていると椅子が砂の中にめり込んで行きます。時々椅子を持ち上げて高さを調整。

 

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10時までハッピーアワーでビールが350Rs(240円)、浜辺で心地よい風を受けながらのビールは最高。

 

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焼きそば。800Rs(550円)、日本並みの値段ですね。

 

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ダール(豆)カレー。辛そうな辛子もついています。ちょっとシンプルですね。

 

 

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翌日はホエールウオッチング。詳しい内容は「城塞都市ゴール」の次の項で紹介します。

 

 

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ホエールウオッチングから帰ってみると、アヒルの雛が卵からかえっていました。雛に触っているのはオーナーさんです。

 

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3匹とも元気そうです。でも、真ん中の子だけ色が違います。灰色で、まるで”みにくいアヒルの子”ではありませんか。それとも以前いた孔雀の子でしょうか。ところでおかあさんアヒルの頭が傷ついています。

 

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かわいいですね。

 

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昼食タイム

 

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ピザとメキシカンのナチョス。ビールに合いそう! でもこの店にビールはありませんでした。ナチョスのお値段は800Rs(550円)

 

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食後は、昨日予約をしておいた2時間コースのアーユルヴェーダです。 私も1時間のオイルマッサージを受けました。気持ちよかったのですが、終わった後、暑さのせいで体にしみ込んだオイルが噴き出し体中ペチョベチョになってしまいました。

 

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ハッピーバナナのビーチで一休み

 

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やはりビールですね。ここのお値段は480Rs(330円)

 

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チカちゃんはアーユルヴェーダの後なので、ビールは控えめにしてココナッツジュースをオーダー。この形はなんでしょう! トトロでしょうか。

 

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ホテルではおとうさんアヒルが1人で寂しそう。

 

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子育ての関係なのか、おとうさんアヒルがおかさんアヒルの頭を突っついて傷付けてしまいました。そこで、おかあさんと子供のアヒルをゲージの中に入れて保護しています。

 

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庭の隅に池がありますが、子供のアヒルが中に入れるように改造するそうです。

 

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今夜もビーチで夕食を取ります。

 

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このような簡易のお座敷が至る所にあります。きっとヌーディストビーチの名残りですね。裸だと砂の上よりこちらの方が居心地がいいのかも。

 

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カップルでお座敷は埋まっています。もちろん服を着ています。奥には男同士のカップルも!

 

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海辺ではバーベキューをやっています。

 

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えび。私は甲殻類のアレルギーがありますので、エビはパス。

 

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魚もあります。新鮮そうではあります。

 

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結局、イカ焼きを注文

 

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野菜カレー

 

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3日目の朝。蓮の花がきれいに咲いています。

 

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ハッピーバナナで朝食

 

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マンゴージュースとパイナップルジュース。食事は同じメニューでコンチネンタル・ブレックファースト。

 

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おいちゃんが大きなオマールをもってゲストに見せて回っています。確かにこれほど大きなオマールは見たことがありません。

 

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朝食後はビーチでのんびりします。ビーチパラソルとチェアは無料です。ビールか何か注文すれば何時間でも居座ることが出来ます。またホテルに宿泊しているかどうかも関係ありません。そのせいか、あっという間に席が埋まってしまいます。

 

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朝食終了と同時にビーチチェアを確保。

 

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 そろそろ席が埋まり始めています。右の夫婦はロシアからだそうです、

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泳いでいる人もいます。

 

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砂浜に人はまばらです。

 

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犬も気持ちよさそう!

 

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暑くなったのか、犬がチカちゃんのチェアの下にもぐって来ました。

 

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少し早いけれど、ビール! 瓶ビール480Rs(330円)

 

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砂浜をバックパッカーが大きな荷物を背負って歩いています。

 

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今度は、子供を肩車した親子です。

 

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物を売り歩いている人もいます。

 

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おばさんが大きな袋をかかえて、土産物を売り歩いています。

 

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2mx3mもある大きな綿の布で、2000Rsで売っていました。交渉の結果1500Rs(1000円)、かなりお買い得ですが、かさばってしまいますね。

 

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きれいな砂浜です。

 

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海もきれい。

 

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せっかくですから、泳いでみました。冷たくもなく、心地よい水温です。

 

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おぼれているわけではありません。

 

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チカちゃんも海の中へ。

 

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お昼になりました。

 

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ビールと軽めの昼食の後、2時過ぎに引き上げることにしました。5時間くらい浜辺にいたのでしょうか、これほどのんびりしたのは何十年ぶりかです。

 

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ヒルの子もすくすく育っています。

 

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みにくいアヒルの子も元気そうです。

 

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ジャパニーズ・ピース・バゴダへ来ました。ホテルから4km程です。トゥクトゥクと交渉した結果、往復で700Rs(450円)。少し高いと思いましたが、途中、車がエンストするかと思うほどの急な坂があり、30分程の待ち時間も含めると妥当な値段でしょう。

 

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このバゴダ(ダーガバ、ストゥーパとも呼ばれる仏塔)は世界平和を願って日本山妙法寺が建てたそうです。ただ、Japaneseという文字はどこにも見当たりませんので、一般の観光客には日本人が建てたとういうことは分からないと思います。

 

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白くて美しい仏塔です。

 

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掃除も行き届いています。

 

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美しい曲線が穏やかな気持ちにさせてくれます。また周囲4か所に仏陀の生涯を描いた仏像があります。

 

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誕生

 

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悟り

 

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説法

 

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死(両足の指がずれています)

 

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ゴールの旧市街が見えます。

 

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平和の鐘。鳴らすことも出来ます。

 

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バゴダの隣に日本山妙法寺があります。管理人と思しき男性がやって来て、我々が日本人であることを確認すると、扉を開けて中に入れてくれました。中には立派な仏壇がありました。ただ、日本人以外の観光客がこの建物に入る気配はありませんでした。

 

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寄付のお願いの最後にARIGATOとあります。

 

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NA-MU-MYO-HO-REN-GE-KYO とあり、説明は現地語のみです。これで日本と分かってもらえるかな? 

 

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ウナワトゥナに帰って最後の晩餐。チカちゃんからカレーを食べたいとリクエストがあり、昼間に調べておいたカレー専門店に行くことにしました。昼間見た時はちょっと小汚い感じがしたのですが、夜になればそれらを包み隠してくれます。それどころか欧米人で溢れかえっていました。

 

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壺がならんでいます。

 

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その壺にカレーが入っています。期待がもてそうです。

 

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お客は、我々以外、若い人ばかりです。子供が手伝っていて、戸惑っている私達に付き添ってサポートしてくれました。

 

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閑散としているようですが、2階があります。こわれそうな階段、2階の床は板が不規則に敷かれていて、ジャングルの山小屋にいるような感じです。2階の方が雰囲気がいいのですが、残念ながら満席でした。

 

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二人分+ビール2本で1000Rs(700円)弱だったと思います。カレーはおかわり自由です。

 

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外国人が多いせいか、それ程辛くはありません。右上の赤いものがスパイスで、これで辛さを調整出来ます。若い人達はこのスパイスをたっぷりかけていました。私は控え目にしたせいか辛さが少しもの足りませんでしたが、チカちゃんには丁度よい辛さで美味しかったとのことです。

 

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向こうの女性、きれいな方ですが、食べ方は迫力満点。山盛りのカレーを右手の指で押さえつけるようにしてつかみ、次々と口に放り込んでいます。一皿目を平らげるとおかわりです。おそらくバックパッカーだと思うのですが、このパワーには、我々日本人が失ってしまったものを感じさせられました。

 

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壁一面にコメントが書かれています。

 

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お会計をして、ビーチで2次会。

 

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ハッピーバナナのビーチ

 

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ウナワトゥナ最後の夜に乾杯!

  

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部屋で冷やしておいたパパイヤを頂きます。私の大好物です。

 

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半分は今夜、残り半分は明日の朝。

 

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朝です

 

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ヒルの赤ちゃんも元気そうです。

 

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朝食時、チカちゃんを気に入ったのか、昨日ビーチにいた犬がそばにやって来ました。

 

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ウミガメの赤ちゃんです。迷い込んできたのか、それともここで卵からかえったのか分かりませんが、スタッフも珍しそうでした。

 

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ウナワトゥナのビーチにお別れして、最終目的地のコロンボに向かいます。

その前に、次の項で要塞都市ゴールとホエールウォッチングをご紹介します。